「オイルを知ろう vol.2~脂肪酸の中の「飽和脂肪酸」とは?~」
01 中鎖脂肪酸は脳にいい⁉
認知症の最大要因である「アルツハイマー病」。
東京オリンピックが開催される2020年には、65歳以上の人口に占める認知症の患者数が約325万人にも達すると言われ、2010年比の約1.3倍なんだとか。
高齢者に限らず、若年層でも「アルツハイマー病」にかかってしまう人も増えている現代。
近年の研究により、「中鎖脂肪酸」が「アルツハイマー病」の予防に効果があると分かってきたんです!
どういう効果があるのかを紹介する前に、まずは「アルツハイマー病」がどんな病気か説明していきましょう。
02 アルツハイマー病って?
「アルツハイマー病」は、簡単にいうと、神経細胞が変性して脳が委縮する病気です。
もう少し詳しくいいますと、脳の中に「アミロイドβタンパク」とよばれるタンパク質が蓄積し、老人斑というシミができて、認知機能が障害される病気になります。
「アミロイドβタンパク」は、脳全体に溜まるのですが、特に側頭葉に多く蓄積。
側頭葉には記憶に関わる「海馬」があることから、短期記憶(最近の出来事など)の機能が著しく障害されるため、思考力や記憶力、認識力などに障害が生じてしまうんです。
最初は、「もの忘れ」に近い症状から始まることが多いため、アルツハイマー病の見分けがつかないことも多いと言われています。
また、「脳への栄養不足」が原因とも言われています。
脳のメインエネルギー源は「ブドウ糖」ですが、その「ブドウ糖」を細胞内の取り込むにはインスリンが必要となります。
しかし、アルツハイマー病の場合は、脳にインスリン欠乏が起き、脳内でインスリン抵抗性が発生することが分かっています。
つまり、脳内でインスリンが使えないと、神経細胞は「ブドウ糖」をエネルギーとして使えなくなり、変性を起こしてしまうのです。
では、「脳の栄養不足を解消」するにはどうしたらいいのでしょうか?
03 脳の栄養不足を解消するカギは?
新たな脳の栄養源として注目されているのが「ケトン体」です。
「ケトン体」は、体内に「ブドウ糖」が不足してしまったとき、肝臓で作られます。
脳にとって「ケトン体」は、「ブドウ糖」に替わるエネルギー源なんです。
ということは、「ブドウ糖(糖質)」を摂らなければいいのでは?と思いますが、
現代の食生活で「糖質」を完全にカットするのは難しいですよね…。
しかし、「ブドウ糖」が体内にあるときでも、「ケトン体」を効率的に作り出す成分があります。
その正体は、摂取後、直接肝臓まで運ばれる「中鎖脂肪酸」!
「中鎖脂肪酸」は消化吸収が早く、体内での代謝が優先されるので「ケトン体」の生成に役立つのです。つまり「中鎖脂肪酸」は、脳の栄養不足の救世主になり得るということです。
04 ケトン体の生成を助ける仙台勝山館MCTオイル
先ほど解説した通り、中鎖脂肪酸は、ケトン体の生成に役立ちます。
仙台勝山館のMCTオイルは、中鎖脂肪酸100%でできているオイルです。
無味無臭なので、毎朝のコーヒーに入れたり、ヨーグルトにプラスしたりと、日常の食事に気軽にプラスして栄養を補給することができ、メディアでも多数ご紹介をいただいております。
ぜひ、気になる方は商品をチェックしてみてくださいね。
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また、「MCTオイル」と「DHA・EPA」が同時に摂れるサプリメントもあります。
「DHA・EPA」は、体内でつくることができない必須脂肪酸。細胞膜や神経細胞の構成成分であり、血液をサラサラにする効果があるといわれています。
気軽に飲めるカプセルタイプなのもいいところ。
ぜひ、気になる方はチェックしてみてください。
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脳が元気であることは、健康であることの一つのバロメーター。
ぜひ、試してみてくださいね。
さあ、次回の「オイルを知ろう」で最終回を迎えます。
最後は、「オイルの活用法」を紹介していきます。
▼最終回のコラムはこちら