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低糖質な「ふすまパン」って何?

2017/09/28
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ここ数年、低糖質や糖質オフの商品を多く見かけるようになりましたね。
最近コンビニでもよく見かけるようになった「ふすまパン」や「ブランパン」。

これらは、「糖質制限ダイエット」中に
糖質を気にし過ぎず唯一食べられる低糖質なパン
です。

では「ふすま」とは、一体何なのでしょうか?ご説明していきましょう。



01 「ふすま」って何?



「ふすま」は、小麦の外皮部分のことです。
「ブラン」とも呼ばれ、この名称の方が馴染みのある方も多いかもしれませんね。
外皮を挽いて粉にしたものを、「小麦ふすま」や「ふすま粉」といいます。

小麦一粒は大体、胚乳85%、外皮(ふすま)13%、胚芽2%の割合でできています。

一般的な「小麦粉」は、外皮と胚芽を取り除き精製した胚乳だけのもの。
ちなみに、「全粒粉」は、胚乳、外皮、胚芽すべてを精製したものです。

「ふすま」は、外皮を使っているので、ゴワゴワとする食感で食味がありません。
そのため小麦の製粉時に捨てられるか、家畜の飼料に使われてきました。
ところが近年、食物繊維が豊富で低糖質であることが注目されるようになりました。

では、どれくらい低糖質で、どんな栄養分があるのか、説明していきましょう。



02 どんな栄養があるの?



「ふすま」と、その他の粉類の糖質量を比べてみましょう。

・小麦ふすま    約19g
・全粒粉      約57g
・薄力粉      約73.2g
・小麦粉      約73.4g
・そば粉      約65.4g
・強力粉      約68.9g
・白玉粉      約80.0g
・片栗粉      約81.6g
・米粉       約81.3g

※すべて100gあたりの含有量

「ふすま」は、圧倒的に糖質が少ないですね。

また、「ふすま」の約50%は不溶性食物繊維でできています。
不溶性食物繊維とは、胃や腸で水分を吸収して大きく膨らむ性質があり、
腸を刺激して便通促進の働きがあるので、腸内環境の改善が期待できます。

「ふすま」に含まれている主な栄養素は、
「カルシウム」「マグネシウム」「鉄分」「亜鉛」。
これらは総称して「ミネラル」と呼ばれます。

ミネラル」に関しては、前回のコラムでご紹介しましたが、
神経や筋肉の機能維持、ホルモンの成分になるなど、幅広い働きをする栄養分です。

このようにいいこと尽くしの「ふすま」。
しかも「ふすまパン」は、スーパーやコンビニでも手軽に手に入るのもうれしいですね。
特に糖質制限ダイエット中の、パン好きの人にはありがたい食材です。

とはいえ、糖質は含まれているので、食べ過ぎには注意してくださいね。



03 ふすまパンと一緒に食べたいおすすめ朝食



「ふすまパン」は、そのまま食べるとモサモサした食感が気になるところ。

そこで、ソーセージやハム(タンパク質)、レタスを挟んで食べるのがおすすめです。
調味料には低糖質のマヨネーズを入れて、なめらかさをプラス。
ケチャップは糖質が高いので避けましょう。

葉物野菜のサラダでビタミンを追加すれば、バランスのいい朝食になります。

さらに無糖のプレーンヨーグルトもおすすめです。
「ふすまパン」の食感を緩和するのはもちろん、
乳酸菌によりタンパク質の吸収を助け、血圧を下げる働きや、
ビタミン・葉酸も作ってくれる
うれしい栄養素が含まれています。

合わせて、ヨーグルトやサラダのドレッシングには「MCTオイル」をぜひ入れてみてください。
「MCTオイル」は消化・吸収が早く、脂肪として蓄積しにくいのが特徴。
ケトン体を生成することにより、糖質が温存されるので空腹感を和らげられる効果も。

「糖質制限ダイエット」と組み合わせると効果的なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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