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糖質制限中でも楽しめる!?ワインのうれしい魅力

2017/10/26
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秋といえば「ワイン」!

11月のボジョレー・ヌーボーの解禁が近づくこともあり、
お店で「ワインフェア」もよく見かける時期になりましたね。

以前のコラムでもご紹介しましたが、
「糖質制限ダイエット」でのお酒は、一般的には「蒸留酒」がおすすめ。

ただし、「醸造酒」の中でもワインに関しては、比較的糖質が少なめなので、
量に注意すれば糖質制限中でも楽しんで大丈夫なんです。
今回はワインについてもう少し詳しくご紹介したいと思います。



01 おすすめのワインの種類は?




「ワイン」の種類別糖質量は以下です。
・赤ワイン       約1.5g
・白ワイン       約2.0g
・スパークリングワイン 約2.0g
・ロゼ         約4.0g
※すべて一般的なワイン100gあたりの糖質量

上記の通り、糖質量が最も少ないのは「赤ワイン」です。

とはいえ、品種や銘柄で個性豊かな味わいを持つ「ワイン」。
「甘口」か「辛口」でも糖質量は違います。
なんと「甘口」は2.5~10倍以上の糖質量が含まれているものも!

なぜこんなにも糖質量が違うのでしょうか?



「ワイン」は、原料であるブドウを発酵する過程で、ブドウに含まれる「糖質」がアルコールに変わります。
この時に、多くの「糖質」をアルコールに変えれば「辛口」になり、「糖質」が一部しかアルコールに変わっていない段階で発酵をやめれば「甘口」になるんです。

つまり「糖質制限ダイエット」でおすすめなのは、「辛口の赤ワイン」!

ワイングラス1杯は125ml、糖質量は約1.875gなので
2杯程度が適量です。

さらに「赤ワイン」には、うれしい栄養素も含まれています。



02 「赤ワイン」の栄養素は?



では、どんな栄養素が含まれているのでしょうか?

●ポリフェノール   
・カテキン
・フラボノイド
・アントシアニン
・タンニン
・シンプルフェノール
・レスベラトロール

●ミネラル
・カリウム
・リン
・マグネシウム
・カルシウム
・ナトリウム
・鉄
・クロム
・モリブデン

●ビタミンB群
・ビオチン など

赤ワインの代表的な成分は「ポリフェノール」です。

「ポリフェノール」は、植物などの色素成分で、渋みや苦味を感じる成分。
「赤ワイン」はブドウの果肉だけではなく、皮や種、茎の一部も搾り取っているので、
果肉だけを使う「白ワイン」の約10倍の「ポリフェノール」が含まれています。

「ポリフェノール」は「抗酸化作用」があり、体内の活性酸素を除去する働きが。

「抗酸化作用」により、悪玉であるLDLコレステロールの酸化を抑えて、
コレステロール値を下げて血栓や動脈硬化を防ぐと言われています。

さらに「ポリフェノール」の一種である「レスベラトロール」は、
「スーパーポリフェノール」と呼ばれ、長寿遺伝子を活性すると研究が進んでいます。

ダイエットに期待できるのは「タンニン」。
脂肪の分解を促し、消費しやすくする作用があります。

「ミネラル」は、神経や筋肉の機能維持、ホルモンの成分になるなど、幅広い働きをする栄養分。

その中の「クロム」は、インスリンの働きを活性化し、血糖値を下げて
高血糖改善や糖尿病予防に役立つ栄養素
です。
血糖値の上昇を抑えるということは、「肥満」の予防につながりますね。

実は「産地」でも栄養分が違う「ワイン」。
カロリーが低いのは、ドイツやイタリア、フランスなどの「ヨーロッパ産」。

規制が厳しいヨーロッパは、アメリカよりもカロリーが抑えられている傾向にあります。
また、オーストラリアやチリなどの暖かい地方は、糖質が高いと言われています。
「ワイン」選ぶときの参考にしてくださいね。



そして「ワイン」のお供といえば「チーズ」。
乳製品の中で、最も「糖質」が少ないのでお勧めです。

さらに「チーズ」に含まれている必須アミノ酸の一種である
「メチオニン」はアルコールの分解をサポートする働きがあるんですよ。

秋の味覚である「ワイン」を適度に楽しみながら
糖質制限ダイエットを続けてくださいね。
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