体にいいことで知られる「大豆」。
お味噌汁や納豆、醤油やモヤシ、枝豆など、日本の食卓に欠かせない食材ですね!
「大豆」は、低カロリーで高タンパク、そして高栄養価。
低糖質なので糖質制限時にも活用できる食材です。
また、大豆はダイエットの心強い味方として知られているMCTオイルとの相性も抜群。
納豆や豆腐といった大豆製品と一緒に食べることでメリットがあるんです。
今回は、「納豆」「豆腐」といった大豆製品とMCTオイルを一緒に食べるメリットやおすすめのレシピを紹介します。
また、「大豆」にはどんな栄養素があり、どう体にいいのかについても具体的に説明します。
MCTオイルと納豆(大豆)を一緒に食べるメリット
MCTオイルを使用すると「便通が良くなりお腹が痛くなる」という方もいらっしゃいますが、納豆にMCTオイルをかけて食べるだけで腹痛の緩和が期待できます。
納豆(大豆)に含まれる成分が「MCTオイル」と自然になじみ、脂質をエネルギーとしてスムーズに消費する手助けをしてくれる働きがあるからです。
大豆に含まれる成分について詳しく見ていきましょう。
01 大豆にはどんな栄養素があるの?
大豆に含まれている栄養成分は以下の通り。
- タンパク質
- 炭水化物
- 脂質
- ビタミンE、ビタミンB1
- ミネラル
- 食物繊維
- 大豆イソフラボン
- レシチン
- オリゴ糖
- サポニン
- 大豆ステロール
「大豆」は「五大栄養素」はもちろん、「第六の栄養素」といわれる食物繊維も含まれています。
特に「タンパク質」が豊富で、「畑のお肉」といわれるほど。
カルシウムや鉄分、カリウムやマグネシウムなどの「ミネラル」も豊富です。
さらに、注目したいのが「イソフラボン」と「レシチン」。
さまざまな健康効果が期待されていて、近年注目されている栄養素なんです。
では次に、注目の「イソフラボン」と「レシチン」についてそれぞれ説明していきます。
03 レシチンって何?
「レシチン」は、大豆や卵、肉類に含まれる「リン脂質」と呼ばれる「脂質」の一種です。
人間の体を構成する約60兆個といわれる細胞の、すべての細胞膜を構成している主成分。
細胞に必要な栄養や酸素を吸収し、不要な物質や老廃物を排泄する役目や、副交感神経の刺激を伝え、学習や記憶、睡眠にも関わっています。
また、脂質の代謝にも関わっており、肝臓を保護する働きもあるんです。
「レシチン」に期待されている働きは以下です。
- コレステロール値を下げ、動脈硬化や胆石の予防
- 細胞の老化防止(各細胞への栄養補給、新陳代謝を促す)
- 記憶力の増大(アルツハイマーや認知症予防)
- 美肌効果
- 生活習慣病の予防や改善
- 脂質コントロールによるダイエット効果
- 肝機能を高める
つまり、「アンチエイジング」と「ダイエット」が期待されているんですね。
「レシチン」は、卵黄からとれる「卵黄レシチン」、大豆からとれる「大豆レシチン」がありますが、「大豆レシチン」は「コレステロール」を含まないのが大きな特徴です。
1日の摂取量は、日本では決められていません。
3,000~6,000mgを心がけるといいと言われています。
「大豆」の「レシチン」含有量は、100gで1,480mg。目安にしてみてください。
サプリで摂るのも1つの方法ですが、大豆食品と「MCTオイル」との組み合わせもおススメ!
レシチンの「乳化作用」がMCTオイルとの相性の秘密
このコラムでは、よく糖質制限と「MCTオイル」の併用をオススメしていますが、「MCTオイル」を使用すると、おなかが痛くなる方がいます。
その際、レシチンの「乳化作用」が、摂取した「MCTオイル」と自然になじんで、脂質をエネルギーとしてスムーズに消費する手助けをしてくれるので、おなかが痛くなる方は、「レシチン」(大豆商品)と一緒に摂取することで腹痛を緩和することが出来ます。
「乳化作用」とは、細胞内の水溶性物質と脂溶性物質を溶け合わせることを言います。
MCTオイルは、消化吸収されやすいため体内に蓄積されにくく、太りにくいというダイエット効果が期待できる一方で、素早く消化吸収されてしまうことで小腸の中の浸透圧が高まります。
小腸の浸透圧が高くなると、体内の水分が腸粘膜を通って腸管の中に移動し、腸内の水分量が多くなるため、下痢や腹痛を引き起こしやすくなります。
納豆(大豆製品)とMCTオイルを一緒に摂取することで、レシチンの乳化作用によって小腸の中の浸透圧上昇を抑えてくれるため、腹痛の緩和効果が期待できるのです。
ちなみに、レシチンはこの「乳化作用」を活かし、マヨネーズやアイスクリーム、チョコレートに食品添加物として使われたり、医薬品として化粧品の乳液やクリームなどで利用されたりもしているんですよ^^
納豆に『MCTオイル』をスプーン1杯加えたり、冷ややっこに『MCTオイル丸大豆しょうゆ』をかけたり、味噌に『MCTオイルマヨネーズ』を混ぜて野菜のディップソースにしたり…ぜひ試してみてくださいね!
02 イソフラボンって何?
「大豆イソフラボン」は、主に「大豆」の胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種です。
フラボノイドは、植物に含まれるポリフェノール成分で「イソフラボン」のほか、カテキンやルチン、アントシアニンなどが属しています。
なぜ注目されているのかというと、科学構造が女性ホルモンに似ていて、女性ホルモンのような作用があるからなんです。
具体的に、次のような働きが期待されています。
- 更年期障害の症状を緩和する
- 抗酸化効果
- 乳がん予防
- 糖尿病や生活習慣病の予防や改善
- 骨粗しょう症予防
- 美肌効果
- 血流改善
つまり、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる「アンチエイジング」が期待されている、ということなんですね。
「大豆イソフラボン」の1日あたりの摂取量目安は、70~75mg。
豆腐半丁・納豆1パックで50mgくらいなので、摂取しやすいですね。
ちなみに、サプリメントや健康食品の場合は、30mgが上限です。
ただし摂りすぎると、ホルモンバランスが崩れ、体調不良を引き起こすので注意しましょう。
大豆食品(納豆、豆腐)×MCTオイルのおすすめレシピ
MCTオイルは透明で無味無臭です。料理にかけても味や舌触りを損ないため、MCTオイルをかけても納豆や豆腐本来の美味しさを邪魔しません。
納豆に『MCTオイル』をスプーン1杯加えたり、冷ややっこに『MCTオイル丸大豆しょうゆ』をかけたりと組み合わせはさまざま。
納豆と豆腐のおすすめのレシピを紹介します。
【納豆のおすすめのレシピ】じゃこ納豆
そのまま納豆にMCTオイルをかけて、醤油だけで食べるだけでも十分美味しいですが、じゃこを組み合わせることでより美味しく召し上がれます。
納豆にちりめんじゃこを混ぜ、ほんの少し醤油をかけます(付属のタレを半分程度)。
そこにMCTオイルをかければ完成です。
じゃこでカルシウムを摂取しながら大豆の栄養素とMCTオイルの効果を得られるので、一石三鳥です。
【豆腐のおすすめのレシピ】ノンオイルのさっぱり豆腐サラダ
サラダに豆腐を混ぜたサラダにMCTオイルをかけて食べるのがおすすめです。
ドレッシングはお好みのノンオイルのものを使いましょう。そこに、MCTオイルを混ぜて使うことで美味しく豆腐を食べられます。
サラダを一緒に食べることで、普段不足しがちなな食物繊維やビタミンなどを摂取できるのでおすすめです。
各商品はこちら
- 【送料無料】仙台勝山館MCTオイル 360g 1本
2,080円
-
ココナッツ由来100%のMCTオイル。人気のMCTオイル360g 1本が送料無料!
詳しくはこちら
このように、「大豆」は、低糖質で高タンパク、そして高栄養価。
「糖質制限」の際にはぜひ活用して、毎日の料理にうまく取り入れてみてください♪