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「質」のいい睡眠で、快適な朝を迎えよう!

2018/09/06
 



今年の夏は全国的な猛暑でしたね…。
朝晩は少しずつ秋の空気を感じられるようになりましたが、みなさんはぐっすりと眠れていますか?

最近よく耳にする「睡眠負債」というワード。
え?負債って…? 「睡眠不足」とどう違うのでしょうか?

今回は「睡眠負債」についてと、朝スッキリと目覚めるためのポイントをご紹介しましょう。



01 睡眠負債って?



「睡眠負債」とは、日々の「睡眠」が足りないことによって、
心身に深刻なマイナス要因が積み重なっていく(負債)状態
のことです。
長い時間かけてたまったものは、そう簡単には解消できません。

「睡眠不足」は、ある1日の睡眠時間が短かったため、日中に強い眠気などを感じる状態のことで、
1~2日間、しっかり眠ることで解消できます。

人間は、眠っている間に体や脳の中の老廃物を掃除しています。
睡眠時間が短いと、体内の掃除が十分にできず、老廃物が溜まってしまいます。

「睡眠不足」より深刻なのが「睡眠負債」なんです。

「睡眠負債」は、1日で見れば少しの「睡眠不足」でも、まるで借金(負債)のように、
どんどん蓄積されてき、脳や体に悪影響をおこすとも言われています。

以下のような病気のリスクが高まってしまう危険性が。
・免疫力の低下 …成長ホルモンが十分に分泌されなくなる
・糖尿病    …インスリンの分泌や働きが悪くなり、血糖値が高くなる
・肥満     …食べ過ぎを抑制するレプチンが分泌されにくくなる
・がん、動脈硬化…活性酸素を無毒化するメラトニンが分泌されにくくなる
・認知症    …アルツハイマー型認知症の原因物質の1つ「アミノロイドβ」が脳にたまりやすい


とはいえ、「睡眠不足」がよくないのは分かっていても、
いきなり毎日の睡眠時間を大幅に増やすことは難しいもの。

そこで大切なのが睡眠の「質」です。
次に、睡眠の「質」について説明していきましょう。



02 睡眠の質って?




睡眠の「質」を上げることができれば、睡眠時間をふやせなくても
「睡眠負債」の解消につなげることができるんです。
もちろん、睡眠時間を増やせる人にも「質」を上げることは大切です。

人の眠りには2種あります。
レム睡眠  …脳は起きていて、体は眠っている睡眠
ノンレム睡眠…脳も体も眠っている睡眠


寝つくとまず、「ノンレム睡眠」が90分訪れます。
その後は「レム睡眠」に切り替わり、ふたつの睡眠が4・5回繰り返します。

「ノンレム睡眠」は明け方に近づくにつれて浅くなり、持続時間も短くなります。
逆に「レム睡眠」は明け方になるほど出現時間が多くなり、浅くて長い夜明けの「レム睡眠」時に目覚めるのが自然な流れです。

睡眠時間で一番大切なのは、眠り始めの90分!

この最初の深い睡眠の時に、「成長ホルモン」が約8割分泌されます。
「成長ホルモン」は若返りのホルモンで、子どもだけではなく、大人や老人でも分泌されます。

たくさん寝ても疲れがとれないという人は、最初の90分の眠りが浅い可能性があります。

つまり、最初の「ノンレム睡眠」を深く眠ることができれば、睡眠の「質」が上がります。
深く眠るためにはどうすればいいのでしょうか?



03 睡眠の質を上げるポイント!



睡眠の「質」を上げるためには、以下のポイントがあります。

<眠る前>
・夕食は就寝3時間前にはすませる
・暖かい飲み物で眠気を促す
・ぬるめのお湯で入浴
・テレビやスマホはできるだけ見ない
・就寝2時間前の大量飲酒はNG

<寝ている時>
・自分にあった寝具選び
・快適な温度

<朝>
・太陽の光を浴びる
・ストレッチで目覚めのスイッチ
・朝食はしっかりとる

「夕食」には、3つのアミノ酸をとることがおすすめです。
・ギャバ…気持ちを落ち着け、リラックス状態に導く。
 →雑穀・小魚・トマト・漬物・ココア・チョコレートなど。
・トリプトファン…睡眠ホルモン「メラトニン」の素となる。
 →豆製品・牛乳・乳製品・肉類・アボカドなど。
・グリシン…体内時計に作用し、睡眠のリズムを調整。
 →エビ・ホタテ・イカ・カジキマグロなどの魚介類。

また、就寝時には胃の消化活動が終わっていることが理想的。
帰宅から就寝まで時間がどうしても短くなりがちな場合は、消化のいいものを少量とるだけにとどめましょう。

「入浴」は就寝の90分前にすませるのが理想的です。
寝る直前に入ると、寝ようとしても体温が下がらず寝つきにくくなってしまいます。
時間がなくシャワーの場合は、「足湯」で足の血行をよくすれば、入浴と同等の効果が。

「太陽の光」は、曇りでもかまいません。
光は体内リズムを整え、眠りを促進させる「メラトニン」の分泌を抑制するので、
行動へのスイッチが入ります。

突然生活習慣を変えることは難しいかもしれませんが、少しずつできることから始めてみましょう。


なかなか朝の眠気がとれない場合は、「MCTオイル」がおすすめ!
「MCTオイル」は、体内で素早く分解されてエネルギー交換もできるので、
朝の目覚めのサポートにもオススメなんですよ。
オイル入りのコーヒーを飲んだり、サラダにかけてみたり、ヨーグルトに混ぜてみたり…、
いろいろな使い方ができるんです。

上質な睡眠への一歩を踏み出してみてくださいね。