教えてなおよ先生！初めてのローカーボ

糖質制限をこれから始める方必見！
ローカーボ料理研究家藤本なおよさんに、ローカーボの基本・効果や、コンビニ食品で作れる簡単レシピを教えていただきました！

藤本なおよさん
「人間の身体と心は食べたものでできている」ということを一人でも多くの人に伝えるべく、ローカーボ料理教室を開催。
2018年初開催の「ダイエットグルメフェス」で実行委員長を務め来場者約2万人を動員。
YouTube「なおよキッチン」: https://www.youtube.com/channel/UCxO5HNRIVDO4DKlZ0ooRDJQ

1 そもそも…「ローカーボ」ってどんな食事？
2 ローカーボの嬉しい効果とは？
3 なおよ先生直伝！簡単なのに美味しいローカーボレシピ
4 もっと詳しく知りたい方へ！動画でもわかりやすく紹介♪

そもそも…「ローカーボ」ってどんな食事？

ローカーボとは、糖質の摂取量を制限する健康法のひとつです。
そもそも、糖質とは三大栄養素（炭水化物、タンパク質、脂質）のうちの炭水化物の一部で、甘いお菓子や砂糖だけでなく、普段食べているご飯やパン、麺類などにも含まれています。
ローカーボでは、1食の糖質を20～40g（1日60～120g）に抑え、その分タンパク質や脂質を多めに摂ります。
コントロールするのは糖質だけなので、糖質以外のカロリーや脂質、タンパク質などには制限を設けません。
糖質の量だけしっかりと管理していれば、お腹いっぱい食べてもOKなので「始めやすくて続けやすい」といったメリットがあります。

ローカーボの嬉しい効果とは？

ダイエット

糖質の過剰な摂取を抑えると脂肪の溜め込みを防ぐことができます。
糖質が脂肪になるまでのメカニズムを簡単に説明すると、まず食べ物から摂取された糖質はブドウ糖に分解されます。
そこから小腸でブドウ糖が吸収されると、血糖値（血液中の糖質の濃度）が上昇し、「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンは、血液中のブドウ糖をエネルギーとして使うために、全身の細胞に運んでくれます。
しかし、余ったブドウ糖はインスリンの働きによって脂肪に変わり体内に蓄えられるのです。
ローカーボは、糖質を含む食品の過剰な摂取を抑えることで体内のインスリンの分泌を低下させます。
インスリンの分泌量を減らすことができるので、脂肪の溜め込みを防ぎ、ダイエット効果を発揮してくれるという仕組みです。