アンチエイジングやダイエットに効果が期待できる飲み物として、注目を集めている「バターコーヒー」。
しかし一方で、
- バターコーヒーは体に悪い
- バターコーヒーはダイエットに逆効果
- バターコーヒーで体調を崩した
など、バターコーヒーの危険性や副作用に関する話を目にしたこともあるのではないでしょうか?
ネガティブな話題を目にすると、「バターコーヒーは自分に合っているのか」「バターコーヒーを飲んでも良いのか」といったことが気になりますよね。
この記事ではバターコーヒーの危険性・副作用と、安全で正しい飲み方を紹介します。
バターコーヒーに、健康を大きく害するような危険性・副作用はありません。
材料や飲み方を正しく理解すれば、ダイエットや美容への効果をしっかり実感できますよ。
目次
そもそもバターコーヒーって?
バターコーヒーとは、ブラックコーヒーに良質な脂質を混ぜた飲み物のことを指します。
良質な脂質とは、具体的に以下の2つです。
- グラスフェッドバター……牧草のみを食べて育った牛の乳から作られるバター
- MCTオイル……中鎖脂肪酸100%で構成されたオイル
グラスフェッドバターは栄養価が高く、オメガ3系脂肪酸が豊富。
MCTオイルは体内に素早く吸収され、「ケトン体」というエネルギー物質を生み出す特徴があります。
今では有名人にも愛飲者がいるほど世界的に有名なバターコーヒーですが、世間に知れ渡るきっかけになったのは、一冊の本。
アメリカのIT起業家であるデイヴ・アスプリー氏の著書『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』で紹介され、世界中でブームを巻き起こしました。
ダイエット効果や集中力の向上、アンチエイジングなどに効果が期待できるバターコーヒー。
しかしネット上では、たびたび危険性や副作用がささやかれます。
つづいては、バターコーヒーの危険性や副作用について詳しくみていきましょう。
バターコーヒーに危険性や副作用はあるの?
バターコーヒーについて、ときおり
「バターは体に悪いので、バターコーヒーも体に良くない」
「有名人がMCTオイルの摂りすぎで体調不良に!MCTオイルは危険!」
「バターコーヒーで太った」
といったネガティブな意見を見ることがありますよね。
これらの意見が出てしまうのは、バターコーヒーの材料である「グラスフェッドバター」と「MCTオイル」について正しい知識を持っていないから。
本来バターコーヒーに危険性はありません。
バターコーヒーを正しく理解するために、「グラスフェッドバター」と「MCTオイル」について掘り下げていきます。
グラスフェッドバターに危険はあるの?
そもそもグラスフェッドバターとは?
グラスフェッドバターとは、牧草のみを食べて育った牛の乳から作られるバターのこと。
穀類を食べて育った牛の乳から作る普通のバターと比較すると、グラスフェッドバターは色が濃く、後味があっさりしています。
加えて特徴的な点が、栄養価の高さ。
酪酸、共役リノール酸、オメガ3脂肪酸、牧草由来の脂溶性ビタミン(ビタミンA、E)やカロテノイドなど、豊富な栄養素が含まれています。
グラスフェッドバターの危険性とは?
グラスフェッドバターの危険性として考えられるものには、以下の2つがあります。
- 過剰摂取による体重の増加
- エビデンス不足による不明瞭な効果
グラスフェッドバターには豊富な栄養素が含まれていますが、バターであることには変わりありません。
成分のほとんどが脂質であるため、普通のバターと同様に、過剰摂取すると肥満や脂質異常症を引き起こす可能性があります。
また現時点では、グラスフェッドバターが普通のバターよりも体に良い効果をもたらす十分なエビデンスがない状況です。
【結論】グラスフェッドバターは適正量なら大丈夫
グラスフェッドバターは栄養価が高い一方で、過剰摂取のリスクがあり、健康へのメリットについて十分なエビデンスがありません。
しかし共役リノール酸、オメガ3脂肪酸など、体にとってプラスに働く栄養素が含まれていることは事実です。
大切なのは適量を守って食生活に取り入れること。
適正量であれば、グラスフェッドバターの危険性は低いと考えられます。
グラスフェッドバターの特徴や栄養素については、以下記事をご参考ください。
参考記事:グラスフェッドバターとは?健康効果やバターコーヒーの作り方もご紹介
MCTオイルに危険はあるの?
そもそもMCTオイルとは?
MCTオイルは、100%中鎖脂肪酸で構成されているオイルのこと。
原材料である中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツに多く含まれる成分です。
「MCT」という名称は、英語で中鎖脂肪酸を意味する「Medium Chain Triglycerides」の頭文字から取られています。
MCTオイルは一般的なオイルと異なり、
- 分子が短いため消化吸収が早く、体に脂肪として蓄積されずエネルギーとして使われる
- 体の脂肪を燃焼して、ブドウ糖に代わるエネルギー源(ケトン体)の生成を促す
といった特徴がある食品。
無味無臭で食事に取り入れやすく、ダイエットや健康に良い効果が期待できると注目されている食品です。
MCTオイルの危険性とは?
MCTオイルには、摂りすぎが原因で起こる副作用がいくつかあります。
代表的な症状は腹痛、下痢、胸焼けなど。
またMCTオイルによってケトン体の生成が急激に進み、血中のケトン体濃度が高くなると、嘔吐や強い眠気などの副作用が起こる可能性もあります。
【結論】MCTオイルは適正量なら大丈夫
MCTオイルは消化吸収が早く、エネルギーとして使われやすい特徴がある一方で、過剰摂取による副作用が心配される食品です。
しかしどのような食品も、過剰摂取による危険はつきもの。
またMCTオイルは50年以上前から医療・介護現場で使われており、適正量であれば安全であることが証明されています。
はじめるときの目安は、小さじ1杯程度から。
グラスフェッドバターと同じく、適度・適正な量を守って食生活に取り入れていきましょう。
MCTオイルの特徴や栄養素については、以下記事をご参考ください。
参考記事:MCTオイル&パウダーの正しい使い方!小さじ1杯から始めるダイエット
より安全・簡単にバターコーヒーを作る方法
バターコーヒーの危険性・副作用は、材料のグラスフェッドバターやMCTオイルの摂りすぎが原因です。
しかし、自分にとって安全な量がどのくらいなのか調べたり、バターコーヒーを作るたびに細かく計量するのは、なかなか手間がかかるもの。
できることなら、より安全で手軽にバターコーヒーを作りたくありませんか?
そんな方におすすめなのが、バターコーヒーが手軽に作れる「仙台勝山館バターコーヒー」です。
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用意するのはお湯だけ。
スティック1本のバターコーヒーをお湯に溶かすだけで、簡単にバターコーヒーが完成します。
パウダーの中には、バターコーヒーに必要なMCTオイルとグラスフェッドバターが含まれているため、材料の準備や細かな計量も必要ありません。
安全かつ手軽、さらに味にも自信があります。
ぜひ一度お試しください!
バターコーヒーのダイエット効果を高めるためには
集中力の向上やアンチエイジングだけでなく、ダイエットにも効果を期待できるバターコーヒー。
しかし、実はダイエット目的でバターコーヒーを飲む場合、ただ飲むだけでは十分な効果が得られません。
バターコーヒーのダイエット効果を高めるためには、糖質制限が必要不可欠です。
そもそもバターコーヒーで痩せるメカニズムをざっくりまとめると、以下のようになります。
- 糖質制限をおこなう
- 体内の糖質が枯渇する
- 体内のエネルギー回路が糖質由来(糖質回路)から脂質由来(ケトン体回路)に切り替わる
- 体の脂肪がエネルギーとして燃焼されやすくなり、脂肪が減る
バターコーヒーが活躍するのは、体内の糖質が枯渇し、エネルギー回路が切り替わるタイミング。
このとき、バターコーヒーに含まれるMCTオイルによってケトン体の生成が促され、ケトン体回路に切り替わるトリガーとなってくれるのです。
裏を返せば、ダイエットにおけるバターコーヒーの役割は、主に糖質制限の補助。
バターコーヒーを飲むだけでは、ただ脂質を過剰に摂取することになります。
バターコーヒーでダイエットをおこなう際は、必ず糖質制限とセットで取り組みましょう。
実際にバターコーヒーダイエットで1ヶ月5kg減量に成功したスタッフの体験談を、以下記事で紹介しています。
詳しい食事内容や体験者だからこそわかるポイントなどが満載です。ぜひあわせてご覧ください!
参考記事:バターコーヒーで痩せた!1ヶ月で5㎏落とした食事法とは?
まとめ
バターコーヒーの危険性や副作用は、材料であるグラスフェッドバターとMCTオイルの過剰摂取によるもの。
これらの過剰摂取に注意すれば、バターコーヒーは安全かつ健康やダイエットに効果的な飲み物です。
バターコーヒーを安全な材料・安全な量で簡単に作りたい方には、仙台勝山館バターコーヒーがおすすめですよ。
バターコーヒーを正しく飲んで、ダイエットやアンチエイジングに役立てましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。